怪獣眼球用塩ビ製ヒートプレスの作り方 |
大戦機などのキャノピーを自作する時に用いた方法ですが、
塩ビ板も節約出来、失敗の少ない方法ですので一度お試しください。
怪獣の場合、仕上げに透明アクリル塗料を塗るだけでもいいのですが、
やはり厚みや立体感を出したい時は面倒でもヒートプレスを使った方が
より効果的と思います。
特にソフビ製の怪獣は加工も容易なので是非一度チャレンジしてみてください。
用意するものはワークの「エンビ板透明0.3」(5枚セット)と電熱器、木製の板(3〜5ミリ厚)、ホッチキス、それに原型を固定する板(適当)です。
1)眼球の原型に太い真鍮線を入れ、板などにしっかり固定します。
この時は木製のブロックを使ってみました。
左右がある場合はわかりやすい様にしておきます。〈画像左〉
2)原型より一回り大きい穴をあけた板を作り、これに塩ビ板を固定します。〈画像右〉
止め方はホッチキスで均等に力がかかる様に4方向を固定します。原型が大きい場合は止める数を増やしてください。〈画像下〉
3)電熱器で塩ビ板を熱します。
一気に原型に押しつけます。(画像下左)
接着には必ずエポキシ系を使用してください。
(モデラーズの強着が硬化後も透明でお薦めです)
瞬間接着剤を使うと白色化して透明感が損なわれてしまいますのでご注意を。
※瞳デカールが形状に馴染まない時は「デカールフィット」(デカール軟化剤)を
使ってください。
■塩ビ板購入先 http://www.work-web.co.jp/work10_momozou.html