30cmウルトラ怪獣シリーズ No.01 『ロボット怪獣ガラモン』 |
人気怪獣だけに呼び名も様々ですが、一般的には“隕石怪獣”とか“電波怪獣”
と呼ばれている様です。私も仮申請時には“電波怪獣”と記載していましたが、
もう一度ウルトラQ:第16話『ガラモンの逆襲』を観直すと上記の通り冒頭で
石坂浩二氏が「ロボット怪獣ガラモンを積んだガラダマが・・・」とハッキリ
言っております。
つまり脚本を書いた金城哲夫氏がガラモンは“ロボット怪獣”であると明確に
謳っている訳ですね。
■ガラモンの造型。
その様な神懸かり的な奇跡の重なりで誕生したガラモンを造型すると言うのは、
それはそれはかなりの勇気と気合いが必要です。ましてや45年と言う長い年月
もイメージを様々な方向に膨らませ、夫々のウルトラファンの中で増殖している事
でしょう。私も45年前ウルトラのファーストインパクトを受けた者の一人ですので、
その状況は理解しているつもりです。そこでファンの皆様が抱いているイメージを
ひとつに統一させるのは困難と考え、コンパチパーツを数種類付属させました。
もちろん限界はありますが、完成後もパーツを差し替える事で様々な表情を再現
出来るのは、また別の楽しみがあるのではないでしょうか?
別売オプションを含めると300に迫るパーツ数ですので組み上げるのは大変かと
思いますが、どうか楽しみながら製作される事を希望いたします。
そして最後になりますが過去において果敢にガラモンの造型に挑まれ、見事立体化
された原型師の皆様に感謝いたします。
皆様の作品なしではこのガラモンは誕生しておりません。心より御礼申し上げます。
●キット概要
全高:約310mm 全幅:約180mm レジンパーツ数:296個
◎腕:差し替え2種、下アゴ:差し替え3種(ネオジウム磁石により脱着可能)
◎マーキングデカール2種、ドール用アイラッシュ、瞳デカール付属
◎専用ベース台(別売)